Vanishment Record 第一話
「宵の黎」
GM: ささゆみさき

2014年4月
南群町という片田舎に彼は、病を患い足に障害を持つ妹と共に引っ越してきた。
彼の名前は浅凪結羽。
一見どこにでもいる妹想いの高校生だが、その正体は天才ハッカー集団のリーダーだった。

都会から引っ越してきた結羽は転校先で少年・速水京介と知り合う。
枯れや町の人間と打ち解けつつあったある日、結羽はある奇怪な光景に遭遇した。
無残に腹部を抉られた「死体」、襲い掛かってくる黒い獣、対峙する男と少女。
その事件が結羽を様々な思惑が渦巻く、世界の闇へ誘う事になる。

レギュレーション
各PCのハンドアウト
PC1: 浅凪結羽
クラス: 電脳使い / 同調者
PL: kay0i 詳細
PC2: 速水京介
クラス: 強化人間 / 魔銃使い
PL: P 詳細
PC3: 菊名政弘
クラス: 魔剣使い / 魔鎧使い
PL: ☆ 詳細
PC4: 青海涼
クラス: アイドル / 吸血鬼 
PL: e-chan 詳細
このリプレイは読み始める前、まず最初に「レギュレーション」をご覧ください。

プリプレイ

GM:ファ~~!ボイスレコーダーや~~~!ってことで始めます。

一同:はい

GM:で、今回なんですがアリアンロッドみたいにギルド方式じゃないんで自己紹介はいいです。自己紹介はいいのでプレイヤー紹介。

結羽:プレイヤー紹介?

GM:今回参加するプレイヤーについて。

結羽:はいはいはい。斬新ですね。いいんじゃないでしょうか。

GM:こういうのあんまりやらないじゃん?だから今回参加するプレイヤーについて初見の方もいると思うので

結羽:じゃあまずはGMから。

政弘:柴山です。

GM:はい、GM(笑)。ティッシュこと柴山ことささゆみさきです。

政弘:化石人類です。

GM:化石人類ですね、フフフ…。TRPGgamersの主に美術部を担当しております。キャラクターイラストなどやっております。それと今回のゲームマスターをやらせていただきます。で、今回集まっていただいたのが…。PC1kayOiさん。

結羽:はい、僕ですね。いやー、僕ちょっとナイトウィザード初めてなんで緊張しています。楽しみにしています♪。

GM:(笑)初セッションですか(笑)?

結羽:はい、初セッションです(笑)楽しみにしています。

GM:GMも頑張ります。

政弘:茶番かよ(笑)

結羽:初めてのプレイでPC1なんでちょっと緊張してますけど頑張ります(笑)

京介:ドキドキが止まりませんねぇ~(笑)

GM:だってPC1なんて全然やりませんもんね?

結羽:そうなんですよ~。

政弘:白々しいわ~。

GM:はい、次PC2は…、速水。

京介:あっ、私?はい、えーPC2担当のPです。僕もあまりTRPG経験ないんですがー…

結羽:なんかみんなして初心者ロールプレイ始めたぞ(笑)

涼:始めた張本人がそれ言うなし(笑)

GM:クソ茶番!(笑)

涼:茶番やめろし(笑)

結羽:茶番すぎる(笑)

京介:初心者なのでちょっと分からないことも多いとは思うんですが、頑張りたいと思いまぁ~す。

政弘:嘘つくなよ。

GM:はい、じゃあPC3。菊名役?。

政弘:はい、PC3やらせていただきます?です。茶番は…しません。

※メンバー全員のナイトウィザード総プレイ回数は数百に達すると思います。

京介:あっさりしてんな~。

GM:最後PC4

涼:アイドルになっちゃったe-chanです。よろしくお願いします。

結羽:なんか本人がアイドルみたいな感じになってるし(笑)

京介:チョロインだ。

政弘:本人の職業はアイドルではありませんので。

GM:あのー、いいところに勤めている方なので。

政弘:ホワイト企業。

GM:というわけでこの4人のプレイヤーを初期に迎えましてGM柴山でやっていきたいと思います。

涼:柴山でいいんだ…

結羽:よろしくお願いします。

GM:いや、二つの名前で活動してるもん。

涼:柴山とささゆ?

結羽:問題あったら後で修正するんで。

GM:文章に起こす時には幾らでも修正きくんで。

結羽:Mr化石マンとか…

京介:塵紙と昆布とか…

GM:はい、ではやっていきましょう。

一同:ほい。

GM:ナイトウィザードthe 3rd Edition、こちらの方をこんなふうに収録してやるってのは初めてではないかな?

政弘:ファー回だ、ファー回。

GM:続きものにするのは初めてだっけ?

結羽:初めてです。

GM:もういいわ!(笑)

京介:ちょっと自分その時観戦してただけなので…

政弘:しつこいわ。

GM:いたろ、お前(笑)。
ということで今回ナイトウィザードthe 3rd Editionの今回予告のほうですね。F.E.A.RのTRPGでは恒例のやつをやっていきたいと思います。
今回予告「2014年4月南郡町という片田舎に彼は病を患い足に障害をもつ妹とともに引っ越してきた。彼の名前は浅凪結羽。一見どこにでもいる妹思いの高校生だがその正体は天才ハッカー集団のリーダーであった。」

結羽:なんてカッコイイ男性なんだろう。

GM:(笑)

「都会から引っ越してきた結羽は転校先で少年速水京介と知り合う。彼は街の人間と打ち解け合いつつあったある日、結羽はある奇怪な光景に遭遇した。無残に腹部を抉られた死体。襲いかかってくる黒い獣。対峙する男と少女。その事件が結羽を様々な思惑が渦巻く世界の闇へ誘うことになる。
ナイトウィザードthe 3rd Editionキャンペーン VanishmentRecord 第一話、「宵の黎」
救いしは記憶。世界を浸すは紅い月

GM:というわけでやっていきましょう。

結羽:なんか第一期終わったあとの第二期みたいな感じだったね。

政弘:サタンですね。

GM:第一期どこだったんだろ?

結羽:わかんない。zeroがあったんだよ。

政弘:いずれ語られるんだよ。

京介:とりあえずどっかで創作すればいいんだよ。

GM:ちなみに今回予告なんですが実は1話の今回予告じゃなくてキャンペーン全体の今回予告となっています。

結羽:あーはいはいはい。

京介:んじゃあある意味zero。

GM:んー、zeroっていうか…。

結羽:好評だったら別キャンペーンとしてzeroだね。前日談として。

政弘:まあー今流行りのね、某戦争やっているアニメもあとでzeroっていうのができましたからね。

結羽:確かに。

GM:しかも全く違うシナリオライター。そういうこともあると思います。

政弘:そういうこともあるよね。

GM:ではやっていきます。

GM:まずオープニングフェイズから。毎度恒例なんですが。

政弘:あっ、そういえばCF決めたっけ?

京介:決めてないっすよ。

GM:決めましょうか。それじゃあPC1からいきましょう。

結羽:ほい、じゃあクリティカ…、CFってなんですか?

GM:(笑)

政弘:もういいよ。

京介:いやだってこのリプレイ読む人たちの中に初心者の方いると思うんでね。

GM:CF値っていうものがナイトウィザードシリーズでは恒例となっています。このシステムは本来他のTRPGであればクリティカル値・ファンブル値が決められているところ、ナイトウィザードシリーズの場合は始める前にダイスを振ってもらってクリティカル値とファンブル値がランダムに決まるシステムを採用しています。

京介:へぇ~、斬新ですね。

結羽:なのでプレイヤーキャラクターごとに違うわけですね。ということで拙者のクリティカル値は…(ダイス音)Cが9、Fが11。おっ、強そう。9と11なんでここにCF修正で変更します。7の11。

GM:ちなみにこのCF修正値っていうのはキャラクターの幸運値から割り出されたものなんですが、この値分だけCかFをずらすことができます。

結羽:というわけで浅凪結羽CFが7,11です。

PC1

浅凪結羽 クリティカル値:7 ファンブル値:11

政弘:なかなか理想的な値じゃん。

結羽:羨ましいだろ~。

GM:で7が出ないんでしょ?(笑)

結羽:それなー…。

京介:じゃあ次、速水いきます。私は…(ダイス音)Cが8、Fが9。なのでFを2ずらしてC8のF11で。…結羽の劣化ですわ(笑)

GM:で、でもC8はでやすいし…。

政弘:次いきます。(ダイス音)Cが10、Fが9。あっ…やばいぞこれ。C8のF9かな?

京介:隣り合わせだ。

GM:やばい、このやっちまったかもしれない。いるんだよね、ちょっと怖い枠。幸運の宝石持った?

政弘:ない。

京介:それ非売品。

涼:最後いきます。(ダイス音)C4。

結羽:Fが酷くなかったらなんでもいいよ。

京介:ここで7だろ(笑)?

涼:(ダイス音)Fが3。

結羽:なんかどっちもでなさそう。

涼:じゃあC6のF3にします。

GM:あー、これちょっと始める前に言っておきたいんだけどe-chanと?とPのキャラクターは最初から克魔能力を使えるんだけどkay0iのPC1は最初克魔能力を使えないので気をつけてくださいませ。はい、ということでCFは決まったかな?

政弘:たいへん怖いですね。

GM:ではオープニングからやっていきます。

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シーン1「第一の事件」

シーンプレイヤー: 菊名政弘

GM:シーンプレイヤーは菊名政弘。PC3からスタートですね。
2014年2月23日新月の夜。君は同僚であり上司であり友人である女性萩谷廻夜とともにある超常事件について調査を行っている。

涼:なんか不思議なかんじになった。

GM:ん?何が?

涼:いや、ライフパスを振ってた。

GM:今振ってたの!?まあいいけど。キャラクターシートにあとで足すから。

GM:さっきの続きですが

2月18日。南郡町という片田舎の郊外でひとりの女性が殺された。いや、厳密に言えば死んでいるのとは違うのであろう。息はあり外傷もない。被害者は現在病院のベッドの上だ。しかし意識は未だに戻っていないのだという。医者は突発性の病、心筋梗塞、脳梗塞etc/…。あらゆる記憶の引き出しを漁り今尚治療と原因の究明を行っている。

政弘:植物状態になっているってこと?

GM:そういうことです。
だが、君や萩谷の見解は全く異なっていた。君たちには一般人には見えないものが『視えて』いた

萩谷:「事件はイビツによるものと見て間違いない。現に被害者の女性は一般人には無傷、昏睡状態に見えるらしいからね。」

政弘:「ああ、お前の言うとおりだろうな。」

GM:萩谷は切れ長の目で開いた手帳を叩くと君に視線と移す。

萩谷:「だが、私たちには全く異なって視えた、そうだね。」

政弘:「ああ、その通りだ。」

GM:君は彼女の言葉にあの日の光景を思い出す。被害者女性の胸に空いた抉られたような、あるいは何かが飛び出たような深い傷。その傷口からは黒い煙のようなものが漂っていた。

政弘:一般人からは見えないんですね?

GM:そうだね。

萩谷:「ああ。あの煙からはイビツがもつ特有の匂いがした。」

萩谷:「ともあれイビツを見つけ、早期に狩る。私たちの仕事はいつも通り、シンプルにそれだけだ。イビツと廃し正しく世界を巻き戻す。」

政弘:「わかっているさ。」

GM:それが君や萩谷が所属している組織のキャッチコピーみたいなものだね。

京介:キャッチコピーが怪しい(笑)

結羽:行動原理というかスローガンだね。

京介:おおっぴらには言えないよな。危ない奴らじゃん。

GM:言えないね。

政弘:行動の指針みたいなものでしょ?

GM:そういうことになるね。
世界を巻き戻す。萩谷の口癖だった。それは出会った頃から変わらない。

結羽:ヤバイ人でしょ。

GM:昔っからそんなこと言ってたって。

政弘:それがどういう意味だか僕はわかっているの?

GM:わかっていると思う。事実として一回か二回その現象を見ているから知ってると思う。ここではシナリオ全体に関わるんで言わないんですが。

政弘:その情報について僕は知っていると。

GM:組織のメンバーは多分知っている。
やがて君たちはある家の前で足を止める。

萩谷:「さて、ここが被害女性の自宅だ。事件当時彼女は旧友に会うためにここから郊外の事件現場に向かったことが分かっている。まずはここから彼女の気配を辿る。その道中で不純物が混ざっていれば、そいつが今回のイビツ…元凶だ。あとはその痕跡を辿れば少なくとも手がかりは掴めるだろう。」

萩谷:「そこからは菊名の腕っ節の出番だよ。」
そう言って笑うと萩谷は懐からペンデュラムを取り出す。彼女の言うイビツの痕跡を辿るときに使われている手法だ。やがてペンデュラムが新月の光を浴びながら揺れ始めた。そして、何かに引き寄せられるように君に向かってペンデュラムが伸びる。

萩谷:「おっと…。相棒、どうやら君の…。」
萩谷が顔を上げたそのときだった。獣の遠吠えが辺りに響き渡った。

萩谷:「いくらなんでも近すぎるだろう…ッ。」
彼女と君が邪悪な気配に振り返った瞬間だった。眼前になにか得体の知れない動物の大口があった。
そっちの方向を向いたら既に口あいている状態になってたってやつです。

政弘:「いきなりお出ましというやつか。」

GM:大口が喉元に到達する寸前。その間に茶色い背広の男が現れた。
多分、PC3は知っている。レギュレーションに書いてあった。

政弘:ああ、あれね。

GM:そう。居たのではない。唐突にその空間に切り貼りされたように現れた。男はその大口を殴り飛ばす。獣は遥か前方に吹き飛び、勢いもそのままに立ち上がってその場から逃亡した。

政弘:「世話を掛けるな。ジン。」

ジン:「いや、これも私の仕事だからな。」

GM:そういってタバコをふかす。完全にオッサンなんで。

っていったかんじでシーン1は切らせていただきます。

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シーン2「復讐心の芽生え」

シーンプレイヤー: 速水京介

GM:というわけでシーン2、復讐心の芽生え。次のシーンプレイヤーは速水。

京介:はい。

GM:君の意識は朦朧としている。脳裏にいくつかの言葉と人影が陽炎のように揺らめく。

なんかいろんな言葉がざわざわと聞こえるね。

京介:今ってなんか寝ててその夢の中でみたいなかんじ?

GM:いや、夢の中じゃないかもしれない。ただ単に意識が朦朧としているから…。なんで朦朧としているのかはわからない。
そんな中でぼんやりと人影が見える。そして意識が少しずつはっきりとしてくる。

?:「おや、目が覚めたかね。」

GM:体は動かず声も出ないが辛うじて眼球は動く。視線を声の方に巡らせると顔に縫い跡のある男がこちらを見て薄ら笑いを浮かべているのが見えた。

京介:声が出せないので「誰だ?」と脳内で問いかける。

男:「おめでとう、速水京介君。君は選ばれたのだ。」

男:「残念ながら君の弟は君と同じようにはいかなかったがね。」

GM:男が芝居掛かった身振りでその場からずれる。と、その奥に君の弟、速水蒼磨が壁にもたれているのが見えた。その目は虚ろでぼうっと天井を見上げている。その胸元には抉れたような深い傷がある。

男:「しかし、君の弟は新たな可能性を示してくれた。」

GM:そう言っておもむろに男が指をさす。その咆哮には黒い犬とも狼とも似つかない獣がいた。

京介:声でないし動けないけど体を動かそうとはする。無理だけど。

男:「さあ、京介君。君の進化を見せてくれ。」

GM:男の声に従うように獣が君の方へ鼻先を向ける。よほど飢えていたのかけものは君を視認するなり喉を鳴らした。まずい。動物の生存本能が身体の麻痺を急速に回復させる。動ける。

京介:マジかよ(笑)。今って手術室みたいなところで寝かされているかんじ?

GM:いや、床に寝かされている。
と、次の瞬間。眼前ですでに獣が大口を開け、迫っていた。

京介:とりあえず横にコロコロと転がろうとする。

GM:ただ転がるのもそこまで早いわけじゃないので一発は躱せるけど追撃はさすがに躱せない。
諦めかけたそのとき、

?:「…させん!」

GM:そんな言葉が脳裏に響いた。我に返ったとき、獣はいたはずの場所にはいなかった。ふと腕に違和感を感じて見ると、いびつに変形していた。まるで熊のような筋肉質で鋭い爪を携えた黒い腕だ。横たわる獣が目に入った。無意識に殴り飛ばしたか、振り払ったらしい。

男:「素晴らしい」

GM:男は口の端を吊り上げて笑うと、獣を伴って部屋をあとにする。

京介:「待て、これはどういうことだ!俺の身体に何をした!」

GM:君が引きとめようとすると何か見えない力で壁に叩きつけられる。そして意識を失っていく…。その薄れゆく意識の中で

男:「だが、まだだ。力の真価を発揮できるように努めてくれたまえ。」

GM:そんな皮肉にも似た言葉が響いてくる。

GM:意識が戻ると見知らぬ部屋のソファで寝かされている。そこにはまた、見知らぬ男女がおり君が超常的な事件に巻き込まれたこと、男女、萩谷と政弘に保護されたこと、弟は客観的な診断に関わらず「死」に至っている事を知らされた。君の胸の奥には困惑とそれを遥かに上回るあの男への憎悪が巣食っていた。

GM:おそらくあいつが犯人だろうと。

京介:だろうね。黒幕は他にいるかもしれんが当面の目標はあいつになるし。

GM:というわけでここでシーン2が終了です。

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シーン3「ハイスペック転校生」

シーンプレイヤー: 浅凪結羽

GM:はい、ではシーン3、ハイスペック転校生。シーンプレイヤーは浅凪結羽です。

結羽:おや、主人公は最後の法則じゃなかったか。

GM:実はですね、e-chanのアイドルキャラクターが登場するのかしないのかでフラフラしたせいでオープニング作れなかったのよ。

結羽:ならしょうがない。

GM:はい、では始めます。

2014年4月8日。君は今日から南郡町にある南郡学園高等部―通称ナゴ学に編入する。

結羽:やっぱり元の学校の制服でね。間に合わなかったんでね。

GM:ナゴ学の入学式に合わせた日程で他のナゴ学の生徒たちに混ざって桜並木の間を歩いている。制服は今日学園で受け取ることになっており、君の制服は彼らとは違うものだ。

結羽:今日ももう変わっちゃうのか…。(笑)

京介:一日限定コス(笑)

GM:ナゴ学以外に南郡町に高等学校はないと聞いていた。それゆえに君は周囲の、特に女子高生の目を引いていた。

結羽:まあ特に何も気にしない。

生徒:「キャー、何あの人めっちゃイケメン!かっこいい!」

?:「浅凪さん、めっちゃ見られてますよ。登校初日から噂の的、もてもてじゃないですかー。」

結羽:あれ?知り合いいるの?

GM:君のイヤフォンからそんな茶化すような少女の声が聞こえた。

結羽:「茶化すなよ。そりゃあ目立つさ。」

GM:彼女はアーティフィシャル・インコンペテント―和訳すると「人工無能」と呼ばれる無から学ぶ特殊なAIだ。名前はフェインハート。その姿は質化現実という、物質化する情報によって形作られている。情報が偏っているのか、その姿と身なりは女子高生のそれだった。何の因果かある日から結羽のスマートフォンに現れ何かと騒がしくしているが、君にある利益を齎している存在でもあった。

GM:さて、君があらかじめ通知されていた学校への順路を歩いているとスマホのバイブレータが震えた。

フェイン:「浅凪さーん、メールですよー。2件。」

結羽:「わかっているよ。」

フェイン:「1件はなっちゃんからっすねえ。もう1件は…ディクテイター様宛ですー。」

政弘:独裁者かよー。

フェイン:「読み上げますー?ものまねつきで。」

結羽:「いや、いい。自分で読むよ。」

フェイン:「またまたー、遠慮しないでくださいよー。」

京介:AIノリ軽いな~。

政弘:ノリ軽いわ。

結羽:俺なんか既にキレそう。

GM:もう拒否されることわかっているけど書いてあんの。なっちゃんってのは君の妹撫葉のこと。

結羽:なっちゃん呼ばわりか。多分好きな飲み物は「なっちゃん」(笑)

GM:だと思う(笑)

フェイン:「転校初日ですね。また沢山お友達ができるといいですね。今日の夜はオムライスをつくって待っています、ですって。」

結羽:じゃあすごい善良な兄貴風のメールを返しておこう。

フェイン:「これものまね付きで返しておきますー?」

結羽:「やめてくれ。次のメールだ。」

フェイン:「本日0200 以前よりお話ししておりました金庫部屋の錠の修理の方をご協力頂きたく連絡差し上げました。地下57階にて確認しております。既に金庫室への通路の掃除は終えてありますのでお手数おかけ致しますがよろしくお願い致します。…今日の設定は鍵師みたいな?」

結羽:「ふう、あまり気は乗らないが…。」

GM:フェインハートの報告を聞いている間に君はナゴ学の校門に差し掛かる。今のは君のお仕事の方だね。

結羽:「じゃあフェイン、こっから先は話しかけないでくれ。…鬱陶しいからな。」

フェイン:「へいへいー、あたしはお邪魔でしょうし、しばらくお口ミッヒーしときまーす。」

政弘:うぜぇぇ(笑)

結羽:んまあ仲は悪くはないだろ。

GM:その言葉の直後にバイブレータが起動する。どうやらマナーモードに切り替えたらしい。校門をくぐると教師が一人君の方へ歩いてくる。

教師「君が浅凪くんですね?私、学生主任の鈴木といいます。」

GM:メガネの似合う気の良さそうな男性だ。彼は君に会釈するとどうぞ、と君を教室へと案内する。

結羽:今風の学生みたいに「どうも。」と返す。

GM:学校自体は大きいが生徒数は一見して少ないように思える。何度か補修工事や改修なども行っているのか聞いていた築歴の割には校舎は新しく見えた。

鈴木先生:「それじゃあ、今日からここが君の教室。うちは3年間同じクラスメイトだからマイペースに仲良くなってくれたらいいから。」

京介:結構辛いな。

GM:あるよね、クラス変わらないやつ。

結羽:それは嫌だね。「嫌だな」って心の中で思う。

GM:鈴木教諭はそう言ってハニカムと教室の引き戸を開いた。

鈴木先生:「みんな、おはよう。始業式に遅刻者ゼロだな。君たちはよっぽど学校が好きなんだなぁ。」

GM:教室に入るなり教諭が言うとすでに友人と雑談を楽しんでいた生徒たちは笑い声を上げた。

生徒:「ちげっすよー、こんな田舎じゃがっこくらいしか遊びに来る場所ねってだけっす。」

生徒:「んだんだ。」

結羽:イオンがあるよ。

鈴木先生:「君たち春休み中開発区に遊びに行かなかったのか?と、午前のホームルームを始めるから着席してくれー。今日は転校生を紹介するからなー。」

生徒:「可愛い女の子ですかー?」

生徒:「凄いギャルっぽい子がいいっす。」

結羽:きつい…、これが田舎か…。

京介:田舎だろ。

GM:教諭が言うと生徒たちは素直に自分の席に座る。

鈴木先生:「それじゃ、浅凪くん。どうぞ。」

生徒:「男かよー。」

GM:教諭に手招きされて教室に入るなり女子から黄色い歓声が上がった。

京介:で、男子からは「はぁぁ~。」

政弘:知ってた(笑)

結羽:まあ気にせずに黒板の前まで行って名前書かなくちゃいけないんだよな…。

鈴木先生:「今日から君たちと生活する浅凪結羽くんだ。」

GM:そう言ってチョークを渡される。

結羽:字がすごく汚いからアルファベットで名前を書く。

GM:(笑)

結羽:それでカッっとやって「浅凪結羽だ。よろしく。」と言う。

京介:カッのところでチョーク折れるんじゃね?(笑)

GM:ってか字汚いのかよ(笑)

結羽:そう、字めっちゃ汚い。

GM:君が自己紹介を済ませると

鈴木先生:「浅凪くんは都会から引っ越してきたばかりで田舎の暮らしには慣れていないだろうから助けてやってくれ。」

結羽:嫌味っぽく聞こえるな。

京介:嫌味だよ。

鈴木先生:「じゃあ席は…。速水の隣が空いているな。浅凪くん、速水の隣…そう、そこの席に座って。」

結羽:「あ、はい。」

GM:指定された席に座ると生徒たちが一斉に声を上げた。

生徒:「いいっぺなぁ、速水。」

京介:ってそんななまってんの?(笑)

生徒:「先生!今年こそは席替えをお願いしまーす!」

結羽:席替えすらなかったの(笑)?

鈴木先生:「だめ。」

一同:「なしてやー!」

政弘:くそかよー。

結羽:なら速水とかいう生徒の隣に座って「よろしく。」と挨拶する。

京介:「速水です。こちらこそよろしく。」と爽やかに返す。

GM:君たちが会話を交わしたところでシーンを切り替えます。というわけでここでオープニングは終わりです。

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シーン4「ある日」

シーンプレイヤー: 浅凪結羽

GM:さてではシーン4

京介:アイカツシーンか?

GM:じゃあないんですよね~。実はアイドル結構最後の方に出てくるんですよ。

GM:ではシーン4、ある日。シーンプレイヤーは浅凪結羽です。続投です。では描写。

2014年5月3日。転校初日から一ヶ月近くが経った。君と京介はお互いに打ち解け、いい友人付き合いをしている。君は妹・撫葉に買い出しを頼まれた。京介も手伝ってくれるということになり、折角なので当面の食材をまとめ買いすることにした。

撫葉:「兄さん、京介さん。大変ですが、お願いします。」

GM:車椅子から申し訳なさそうに彼女は言った。

京介:「いやいや、気にしないで。」

結羽:「ああ、京介もいるしな。」

撫葉:「すみません。兄をよろしくお願いします。」

GM:君の妹、撫葉はある日病名不詳の病にかかってから足が全く動かなくなってしまっていた。元々年相応に我が儘を言うような女の子だった彼女は、病を患った日から常に自分を気にかけてくれる君に遠慮がちに接するようになっていた。
君はそれがどこか寂しく感じられただろう。だから、その日から君はある夢のために裏で仕事をしている。思い返せば彼女のために何かできないか、そう思ったあのときに君のスマホにフェインハートが現れた。そんな覚えがある。

GM:そこで撫葉が比較的声を小さくして

撫葉:「あ、そ、それと…」

撫葉:「…その、お手間でなければアイス…買ってきてくださると…」

京介:「何か好みのものとかある?」

結羽:「ピノに決まっているだろう。」

撫葉:「雪見だいふくでお願いします。」

京介:「任せて」と答える。

GM:撫葉は花が咲くような笑顔を浮かべる。

フェイン:「なっちゃん本当にいい子ですねー、悪い虫付かないように気をつけないとですよ。あ、速水さんみたいのとか注意ですー。」

京介:(笑)

結羽:せやな。

GM:フェインハートはブルートゥース・ヘッドセット越しに言う。

京介:「それじゃあ結羽、行こうか。」

結羽:「ああ。」

GM:撫葉が見送る中、なんだかんだで君たちは自宅をあとにする。

そして近所の商店へ向かいます。早いんですがシーン切り替わります。

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シーン5「第五の事件」

シーンプレイヤー: 速水京介

GM:シーン5。第5の事件。

結羽:もう5番目の事件なんだ。

GM:もうとっくに3番ぐらいまで事件進んじゃってるんで。

京介:マジかよ。やばいな。

GM:シーンプレイヤーは速水京介。
君たちが買い出しを終えて結羽の自宅に戻ってくると違和感を感じる。特に結羽は強く感じただろう。

結羽:おっともう帰ってた?

GM:買い物のシーンやりたかった?

結羽:いや、いいや(笑)

GM:でしょ、何やるのってなるでしょ?そこで「今日カレーとかつくろうと思うんだけどさー」とか?

結羽:ここってイオン以外にも店あるんだなー、とか。あ、怒られちゃうんでやめとこう。(笑)

京介:それやばい。物議が。

GM:中にはヨーカドーとかダイエーとかもあるから。

京介:駄菓子屋じゃなくて?

GM:駄菓子屋じゃなくて。どこまで田舎なんだよ。あのチェリオとかの…。

結羽:やめとこやめとこ。怒られちゃう。

GM:いつもなら帰ってくると撫葉が玄関まで車椅子を漕いでくるのだ。だが、今日はそれがない。それどころか、「おかえりなさい」の一言もない。リビングへ足を踏み入れると違和感は不安へ、そして確信へ変わる。リビングの中央に横倒しになった車椅子。そして、そこから少し離れたところに仰向けになって身を丸める撫葉の姿があった。車椅子から転げ落ちた上で這いずったのかカーペットに不自然なシワが残されている。撫葉に声をかけても返事はない。息はあるが…。

結羽:「撫葉ッー!!」と駆け寄って救急車呼ぶ。

京介:同じく「撫葉ちゃん、大丈夫?」って言ってそのまま救急車を呼ぼうとする。

GM:あー、なるほど。

結羽:駆け寄る係は俺。

GM:お互いに駆け寄っちゃってるけど大丈夫?

結羽:救急車を任せる。

京介:じゃあとりあえず救急車に要件伝える。

GM:結羽が抱き起こすと、彼女は薄く瞼を開き、虚ろな目で結羽を見つめていた。そして、その胸元には抉ったような大きな傷跡がある。君はその傷、その状態に見覚えがあった。何事も返事を返さない呼びかける結羽の姿に君の中の憎悪が膨らんでいく。きっと、あの男だ。

京介:友人の妹にまで…。

GM:とうとう手を出しましたよ。

GM:突然居間に男女が押し入ってくる。

萩谷:「無事か!…と、速水?ああ、一足遅かったか!」

GM:女性が忌々しげに呟き、それから結羽の前に屈むと顔の高さを合わせて真剣な面持ちで言う。

萩谷:「君、無事、みたいだね?…突然押し入ってすまない。事情は後で説明する。今は、その…妹さんかな?その子を一刻も早く病院へ連れていこう。外に車がある。歩けるね?」

結羽:「……ああ。アンタ、救急隊員じゃないな?」

GM:「まぁ救急隊員ではないが、応急処置法くらいは」

政弘:じゃあそこで。萩谷を指して「はぁ、まったく……。事件のこととなると途端に見境がなくなるなお前は。もうしわけないな、二人とも」

萩谷:「ははは。いやー」

政弘:「怪しい者じゃないと言っても信じてもらえないだろうが、とりあえず君達に危害を加えるような人間じゃないことは確かだ」

京介:あとまぁ、俺顔見知りなんで、説明を。「こんな仕事やってる、ちょっっっと怪しく見えるかもしれないけど一応信用できる人間だ」

結羽:「なるほど? 確かに怪しくて信用もできないが、撫葉を病院まで連れて行ってくれるならいいだろう」

政弘:「ああ」というわけで救急車を呼んでね。

GM:うん、そうだね。

萩谷:「速水。悪いけど、彼と一緒に行ってくれるね」

京介:「もちろん」

萩谷:「菊名、車の運転も頼むよ」

政弘:「あぁ分かった」

萩谷:「私は匂いを追う。後で合流しよう」

GM:萩谷は菊名と呼ばれた男に車のキーを投げると、走り去ってしまう。君は茫然としている結羽を伴って、抱きかかえられた撫葉と共に菊名に誘われ、救急車へと乗り込んだ。彼は後から速水を乗せた車で追走していく感じ。

政弘:はあい。まぁ多分、警察も呼ばれることになるだろうから、捜査が入るであろうと思われる。

GM:女性と合流したのは、撫葉が病院に緊急搬送された後、検査を終えて病室に移動したその時だった。

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シーン6「A Night Comes」

シーンプレイヤー: 菊名政弘

GM:君達は浅凪撫葉の眠るベッドから少し離れた位置に置かれた、いくつかの仮設ベッドに座り、机を囲んでいる。君の目の前には今回の事件の被害者の兄である浅凪結羽が腰かけている。

政弘:あ、そうなんだ。結局来てくれたんだ。

京介:いや、そりゃあ。つーか病院には行くだろどう考えても。

結羽:うん。

GM:君の上司であり友人でもある萩谷は向かって右に、左には協力者である速水京介が座っている。

京介:うん。協力者っつーかこの場合単純に付き添いというのもあるけどね。

GM:まぁそうだね。彼らにとっては協力者っていう関係を結んでるから、まぁ分かりやすく言うと協力者であるっていう言い方になってる。

萩谷:「さて、浅凪君だったね。突然のことで驚いたと思う。約束だ、今何が起こっているのか説明しよう。……いや、君自身の保身のためにも説明しておくべきことだ。その前に、我々の素上について明かしておこう。そこら辺は信用問題なので」

GM:萩谷は君に向き直り、

萩谷:「我々はA Night Come'sという探偵組織の調査員だ」

政弘:名前が決まってた! 知らないうちに!

GM:決まってたよね?

京介:名前は決めてた。

政弘:あ、決めてたね。そういや忘れてた。

萩谷:「今回のような一連の事件の解決のために、警察と連携して捜査を行っている。我々は君や妹さんに起きた今回のことも含めて、根底から解決したい。少し常識から外れた事件でね。事件の解決はイコールで君の妹さんを助けることに繋がる」それから萩谷は君に目くばせる。その眼は「いいな? 話をするぞ」そういう風に訊いている。

政弘:まぁ、頷いて返すよ。

萩谷:では君の反応を確認すると、萩谷は静かに口を開いた「今、君と君の妹はある事件に巻き込まれている。知っているかもしれないが、ここ数か月の間、定期的に起こっている非常に奇怪な事件だ」

GM:まぁ多分新聞とかは出てる。

結羽:うん。まぁ新聞は地方やつだからあんまり分かんないかもだけど。

政弘:まぁ。

京介:うん、ご当地のこまけーニュースとかがメインとか?

結羽:全国的に取り上げられているようなニュースなら分かるけどね。

GM:ま、学校で噂にもなってるんじゃないの?

結羽:ああ、なら分かるか。

萩谷:「と、本題に移るまえに大切なことだ。君にいくつか質問、いや、確認がある。ありのまま答えてほしい」萩谷は浅凪兄に冷えた緑茶の入ったペットボトルを差し出す。どうぞって感じで。

結羽:ああ。特茶だったらやだな。

GM:特茶じゃないよ(一同笑)

萩谷:「さて。まずは今回起きたことについて整理しよう。君と速水は君の妹さんに頼まれて買い出しに向かった。そして買い出しを終えて帰宅すると妹、撫葉さんが倒れていた。そこで思い出してほしい。彼女はどんな状態だった? 外傷はあったかい?」

結羽:「ああ、胸にぽっかりと空いた傷だろう」

萩谷:「そう。彼女には深い傷があった。確かだね?」

結羽:「ああ」

GM:そこまで君が答えたところで、病室のドアが叩かれる。「失礼します。君が撫葉さんのお兄さんだね」白衣を着てる、ここの病院のお医者さんらしいです。「撫葉さんの検査結果についてのお話がありますので、別室へご同伴願えますか」

結羽:「はい」

GM:君が承諾承諾すると、医師は浅凪兄を伴って病室を後にする。萩谷はそれを見送ってから一息着く。

萩谷:「さて。菊名、速水。今回またイビツによって事件が起こされてしまった。その上被害者の兄、速水の友人君は"バニッシャー"として目覚めつつある。これも因果なのかもしれないが」

京介:「アイツを……巻き込みたくはなかったんですけどね」

結羽:都会のモヤシだもんな~。

萩谷:「まぁ、なんにしてもこの事件を無為にするわけにはいかない」

政弘:「巻き込まれた以上、彼も無関係ではいられないだろうからな」

萩谷:「ああ。全力で彼の保身を、我々で努めよう。さ、そしてこれを見てくれ」

GM:そういって萩谷は鞄から地図を取り出して二人の前に展開する。

萩谷:「今までの事件と今回の事件、そして現場に残された匂いで次の犯行現場候補を絞り出した」

GM:そういって萩谷は赤いマーカーで地図にかかれた印を指でなぞっていく。それは正円を描いているようだった。そして地図上を滑る指先はある一点で停止した。「ここだ」指先には南郡町憩公園と書いてあった。

政弘:なるほどね。

GM:次の事件現場ここじゃねーの? って特定したとこでシーンが切り替わります。

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シーン7「視えない傷」

シーンプレイヤー: 浅凪結羽

医者:「撫葉さんですが、ただの過労でしょう。目立った外傷もありませんでしたし、明日には回復しますよ」

GM:君は目の前の医師が一体何を言っているのか分からなかった。目立った外傷がない、医師はからかっているわけでも、悪びれているわけでもなさそうだ。

結羽:うん、どうやらそれは分かるな。

GM:だから余計にタチが悪い。どんなに事件性を強調しようと事情を説明しようと、医師は困ったように笑うだけだった。

結羽:いや、さすがにそんな話はしないよ、俺からは。

GM:じゃここ省いとこう(笑)

結羽:さっきの話もあるしな。

医者:「今日はお疲れでしょう。どうぞ、仮設ベッドを用意しましたのでゆっくりお休みください」

結羽:どちらかと言えば自分がおかしくなったのかなと疑うフシもある。

GM:ふふふ(笑) 医師も君の反応を見て「大丈夫かな、精神的に疲れてるのかな」っていうような目で見てる。

京介:まぁ普通だったら、ねえ。

GM:で君が言葉を返そうが返さまいが、それを遮って看護師に連れてかれて病室に行く。

結羽:お、その前に訊いておこう。「ところでさっきの方達──救急隊員でも、家族でもないんだが。一体誰なんだ?」

医者:「え? 救急隊員でも家族でもない?」

結羽:「ああ」

医者:「家族でもない!?」

結羽:「もちろん」

医者:「ご友人とかでも」

結羽:「そうでもないな」

医者:「ごゆ、ご友人でもない!?」

京介:マジか!(笑)

結羽:って言っておく(笑)

医者:「あ、あぅぉおお~~~もぅぉ~。わかりました。(小さい声で)混乱してんのかなぁ……。あ、では、仮設ベッドのほうへ」

政弘:まぁ何らかの情報操作がされてるんではないかね。

結羽:だねえ。その反応見てこっちも分かるね。なるほどな、一般人ではないようだってのは分かるなこれで。

GM:で、君は看護師に伴われて病室に戻ることになります。病室から看護師が去るのを確認すると、萩谷は椅子から立ち上がり鞄を持ち上げた。君に歩み寄り、胸元から名刺を渡す。

萩谷:「今日は失礼させてもらうよ。この普通じゃない状況から妹さんを救いたいなら、連絡してほしい。全力で助けよう」

結羽:「ありがとう」

萩谷:「菊名帰ろう。速水も、送っていく」

政弘:「あぁ分かった」

京介:俺の場合もうちょいさ、結羽と付き添っててもいいんじゃねーの?

政弘:ああ。

京介:そこでなんか、実はこんな感じなんだよ~っていう知りうる限りの話はできるし。

政弘:じゃあ、「京介君。君はどうする、この後?」

京介:「……俺は、もう少し。結羽と話すこともある」

政弘:「あぁ分かった。萩谷、俺達は先に帰ろう」

萩谷:「そうしようか。──何かと物騒だ。帰り道は気を付けろよ?」

京介:「ええ」

GM:ま、そんな感じで。

結羽:で、奴らが出てって。……ロールプレイありがたかったんだけど「悪い、一人にしてくれないか」(一同笑)

政弘:いいね(笑)

GM:まぁだろうと思ったよ(笑)

京介:「分かった。何かあったらいつでも言ってくれよ」

結羽:「ありがとう」って感じで彼も出てって足音が消えた後に「フェイン、いるか?」

フェイン:「え”-? なんすかー?」

結羽:「今もらったこの名刺のメールアドレス、IPから調べろ。レンタルサーバーなら契約者情報を盗め」

フェイン:「え”-? めんどくさいっすねぇ……。報酬は?」

結羽:「そんなもんはない。自分でもやれるが、今は環境がない」

フェイン:「あー、んじゃまぁ。適用にやりますんで、30分くらいかかると思ってくださ~い」そんな感じでマナーモードになります。

GM:ではまぁ三人が病室を出て行ってフェインも黙ると、耳鳴りがしそうなほどの静寂が君を襲った。君の妹は息さえしているものの、そこに生気はまるで感じられなかった。君の胸に残ったのは空虚と、計り知れない悔しさだけだった。──そして、ちょっとしたリベンジ心(笑)あるかもしれないっすねえ。

結羽:まだ疑ってるからね! エンジニアの性ですから。

GM:はい、ではここでシーン切りまーす。

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シーン8「数奇」

シーンプレイヤー: 菊名政弘

政弘:また私か。

京介:事務所戻った後か。

GM:翌日。君は萩谷とA Night Come's──略称Anc──の後援である錦織製薬の本社を訪れていた。社長室に通された君たちは錦織製薬の社長令嬢である錦織恭香と対面で座っている。彼女は速水や浅凪兄と同じ年頃の少女だ。

恭香:「はい、こちらが今月の運営費です」

GM:萩谷は恭香から茶封筒を受け取り、礼をする。(一同笑)

京介:茶封筒かよ!? 振込じゃねーの!?(笑)

政弘:振込だろー!

GM:振込じゃないよ(笑) 取りに来てねって。取りに来てもらわないと君が来てくれないから。

政弘:口実かー!

結羽:それ一部なんだろうな。

萩谷:「いつもありがとうございます」

政弘:「ところで毎回思うんだが、これ、手渡しじゃなくて……」

萩谷:「手渡しのほうが信用問題に関わるだろー! すっごいこれ、温かみがだなぁ!」

政弘:萩谷に言ってるんじゃなくて! 恭香に! 「いやこれ手渡しじゃなくて……」

萩谷:「お前察しろよマジ! それ以上はいけない!」

政弘:わかってないから僕は!

GM:や、萩谷がそうやって言うんだよ。「マジ察しろお前!」

政弘:「なんだよも~!」(笑)

結羽:「あっ、脱税かな……?」みたいな。

政弘:「おいお前何かお金関係でやましいことしてるんじゃねえだろうな」

萩谷:「やましいことなんてねえよ! やましいことなんて~!」

政弘:で、向かい合ってるほうをチラって見るとなぜかお嬢様が嬉しそうな顔をしてるから「(何なんだろうなぁ)」と思いながら(一同笑)

萩谷:「や、本当にありがとうございます。助かります」って言うと、向こうのほうで「(小さい声)あっ、その代わりなんですが……。ええ、今度の日曜日にでも」萩谷はにこりと笑ってちらりと君を見る。

政弘:一体何の話だこれ。

GM:君が訝しげな顔をしたその時だった。社長室の扉がノックされる。「失礼いたします。副社長、お客様です」

恭香:「お客様?」

GM:社員の報告に「ああ」と、手を打つ。

政弘:ところで副社長ってのは?

GM:錦織。

涼:社長令嬢。

政弘:ああ、副社長だったのね。OKOK、理解した。

恭香:「通しなさい」

GM:社員は礼をして、社長室に少年を通す。君と萩谷は目を見開いて驚くだろう。その少年は、浅凪兄だった。

政弘:なんでえ~? って感じするけどね。びっくりだよ俺も。プレイヤーとして。

恭香:「研究費の投資、ありがとうございます。浅凪さん」

結羽:「ああ。……ん?」

政弘:「ん? あれ、君は……」

恭香:「あ、紹介しますね。彼は──」

政弘:「いや、必要はないよ」

結羽:「顔見知りだ」

恭香:「顔見知り?」

結羽:「ああ。近所の釣り仲間みたいなもんだ」

恭香:「ふ~~ん? そうなんですかぁ」

政弘:「随分と適当な事を言うんだな君は」

恭香:「へえ~~? 浅凪さん如きが」

結羽:「"如き"だと?」

政弘:「如き、はちょっと失礼だと思うぞ」

恭香:「失礼しました~」

結羽:チッ、って舌打ちしとこ。

GM:逆にチッって舌打ちされるよね。

政弘:「ところで彼は、この会社と一体どういう関係なんだ?」

恭香:「んー、いや今話した通り、熱心な投資家? 研究費の投資をしてくださってるんですよ。新薬の開発っていう名目でね」

政弘:「見かけによらず、というか……見かけどおりというべきか」

結羽:ここまでならね。資産投資家みたいな、株運用的なものでね。誤解を与えられそうなので、そういうことにしておこう。

京介:高校生だけどな。

政弘:まぁそういうもんだろうと思っておくよ。

結羽:うん、ボンボンなんだろうなって。

政弘:まぁボンボンなんだろうな。

GM:でまぁ錦織は浅凪兄から投資金を受け取ると、また萩谷へ向き直る。

恭香:「あ、そうそう。なんでしたっけ。」

萩谷:「王子様に明日憩公園の露払いをお願いしたいんです。──例の事件で」

恭香:「そうでしたね。その件はお任せを。」

政弘:ちょっとま。露払い? えっと、行くってことだよね? 事件現場。

京介:うん。

政弘:「お、おい。それは一体……。大丈夫なのか?」

萩谷:「ふ。大丈夫大丈夫。王子様に行ってもらうわけじゃあないから。まぁ、あくまで一般人を危険な場所に行かないよう遠ざけてもらうってだけで」

政弘:「ああ、そういうことか。さっきからコソコソとなんだかわけのわからないことを話してるみたいだからな」

萩谷:「あーまぁそれはちょっと別件なんだけどー。……さ、菊名行こう。浅凪君もよければ一緒にどうだろう? 妹さんに関わる件で捜査準備をするんだけど、来るかい?」

結羽:「そうだな。邪魔でないのなら」

萩谷:「よし、それじゃあ行こうか。──じゃ、約束の件はまた」何やら顔を真っ赤にして照れる錦織を置いて、社長室を萩谷は後にした。

GM:俺としてはワケが分からないよ状態だから。(笑)

萩谷:「さーて、王子様は上手くやってくれるかな。二つの意味で」

GM:君達は駐車場に停めてあった車で、事務所に向かった。捜査前の現場の下調べを終えて、翌日。錦織製薬は約束通り見事に露払いをしてくれていた。というわけで。調査のための判定は今回は行いません。ちょっとパッパと済ませよう。

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シーン9「露払い」

シーンプレイヤー: 青海涼

GM:じゃ次のシーン。シーン9「露払い」。では、君はマネージャーに突如指示を受けて、錦織製薬主催「新生人気アイドル涼」のライブコンサートと握手会──(一同笑) 何笑ってんだよ!(笑)南郡町憩広場に赴いていた。控えのテントから除くと、長蛇の列ができている。

涼:「うわぁお」

GM:都会のアイドルが地方へ出てくることは滅多にないのだ。地方マニアがだまっているはずがない。

結羽:むしろ都会からこっち来てる人のほうが多そうだね。

京介:おっかけだよな。

GM:うん。だが、いかんせんかったるかった。気が付いたら控えのテントから飛び出していて、噴水前のイスに座ってぼーっと自由を享受していた。……つまり、バックれていたのだ。

涼:「フッ」

GM:アイドルなんてものになってから、自分の時間はなかった。たまには息抜きができなければウソだ。公演を見に来た連中は誰もかれも会場に集まっている。静かだった。いつまでも続きそうな静寂。だが、そんなものは続くわけがないのが、世の常だった。

涼:「やー! 気持ちいいっスねー!」

GM:突如、明度が下がった。太陽を雲が遮ったのだろうか、それにしても突然だ。君が振り返りつつ見上げると、空は燃えるように赤く輝いていた。

涼:「うん?」

GM:視界の中心にあるのは、赤い月。直後──噴水広場の前の椅子に座ってたわけだから後ろに噴水があるんだけど──噴水が割れた。

京介:スゲェ(適当)

結羽:モーセった……。

政弘:くっく……(笑)

GM:そしてその二足歩行のけむくじゃらは、覆いかぶさるように君に飛びかかろうとしていた。

結羽:「そしてその」って言ったけど毛むくじゃら唐突に出てきたよね、今?

GM:「その」っていうのが「形容しがたい」的な意味で。

結羽:なるほどね。

GM:はい、ではクライマックスです。

京介:まあ。

結羽:あ、はい。

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クライマックス「獣と紅い月」

シーンプレイヤー: 浅凪結羽

GM:今回e-chan出てきてクライマックスなので、クライマックス入りまーす。シーンプレイヤーは浅凪結羽。

政弘:でしょうねえ。

結羽:おー。……やだなぁ毛むくじゃら。

GM:紅い月の光を背に受け、飛翔した獣が振り上げた巨大な爪は、涼に届くことはなかった。「コード・ラグナロク!」その声と共に獣の体が横っ飛びに吹き飛んだから。菊名、速水、萩谷が噴水前エリアに飛び出す。で、君(結羽)は物陰に隠れている。

結羽:うん。

GM:ま、戦闘手段がないから。「間一髪! ていうか露払いはどうしたんだも~!」萩谷は腕を振ると、刀身に幾何学模様の刻まれたナイフが出現する。

政弘:「こうなったものはしょうがないだろう。とりあえずとっとと始末するぞ」

結羽:全部写メ撮っとく。(一同笑)

GM:「王子様の約束は……ペケだな」

政弘:「何の話か分からんが、とっとと仕事に取り掛かるぞ」

萩谷:「さ、菊名、速水。行こうか」

京介:「あの人を早く助けましょうよ」みたいな感じで言っといたほうが。

GM:ま、そんな感じで君達が装備を構えて──構えた時に、君(結羽)は昨晩のことを思い出す。操作を終えた萩谷は言った。「明日、君はこの世に潜む非日常を目撃すると思う。それはある種恐怖を体現したような獣だ、文字通りのね。この事件は獣によって起こされいる。だからそいつを狩れば、そいつが起こした非日常は修正される。そういうシステムだ。奪われたものは、奪い返せばいい。それだけのシステム。そして、私は菊名、速水、そして君には獣、この世に生まれた獣──イビツを狩る力が備わっている。君の命は私たちが身を以て守るけどね」ま、そんな感じで萩谷はにこりと笑う。

結羽:フゥン。実際この目でみるまでは、ってやつだな。

GM:うん。実際君の目の前では、萩谷の宣言通りの非日常が展開されている。疾駆する獣と、各々で武装した三人の男女が互いに凶器を振り、戦っている。というわけで戦闘開始でございます。

結羽:動画と写メの共演だ。(一同笑)

涼:茫然としてます。

政弘:俺、こんなことになるはずじゃなかったのに、みたいな表情で。

GM:ま、完全に巻き込まれてるからね。

政弘:俺なんなの?

GM:あ、ちなみに、君は克魔能力最初から使えるんだけど、ま、そういうわけなんすよ。克魔の存在知ってるんすよ。

涼:「うーんじゃあそろそろ復帰しますかねぇ~」(一同笑)

京介:休養してたの(笑)


戦闘開始

結羽:自分これ射影機で戦えばいいのかな?

GM:射影機ないでしょ(笑) 写メ的な意味で射影機。

政弘:ゲームが違う。

結羽:写メ機。

GM:やめてよその、スマートフォンで取るっていうホラーゲームあるんだから!

結羽:そうなんだ。

GM:そっちから怒られちゃう。

政弘:スマホで幽霊撮るとかクソだな。

京介:クソだな。

GM:しかもあれ、「巻く」必要がないから連射するのね。意味わかんないでしょ。

結羽:ねー。デジタルシャッター。

GM:バションバションバション! って。

京介:バッテリーが切れました。(一同笑)

GM:しかもライト付だし。ふざけんなよ。無限バッテリーだからね。バカじゃないの。

京介:無限バッテリーはねえわ。

GM:ちなみに、ここで戦闘してる方々は、メートル好きに宣言して大丈夫です。自分の戦いやすいとこからスタートします。まぁ描写上、戦闘中なので。

政弘:俺は至近にいるかな。

京介:俺遠距離。

涼:近距離?

結羽:ナイトウィザード的には近距離だね、20m以内なら。

涼:近距離にいまーす。僕は。

京介:なんか、絵的に俺のとこだけ微妙だな。

涼:近距離にいざるを得ないんだよね。

京介:ま、いーや。最初近距離にいて移動して遠距離に行けばいいや。じゃあここらへん。ちょいアイドル周辺。

結羽:にゅっと現れる。

京介:にゅっと。

涼:じゃあ行動カウントからかな、まず。

GM:はい。行動カウントから行きましょう。

結羽:自分も振っていいの? この行動カウント。

GM:いいよ、振って。振っていいけどちょっと行動ができない。

結羽:あんまり意味ないねそれ(一同笑)

政弘:振れるけど、意味ない。

結羽:振らなくていいかな。

涼:じゃあいきまーす(ロール)行動16。

京介:俺21。

GM:あ、一応萩谷。

政弘:俺は、行動力もともと0なんで、出目です(ロール)クリティカルして16。

涼:あい、じゃあいーすか? セット。《ミュージックスタート》。全員命中+2です。

結羽:よく街中で流れてるヒットソングだね。

涼:「行きますよ!!!」

GM:はい、相手行動値19です。

京介:あ、俺のほうが早え。セットアップはもうないっしょ?

GM:うん、こっちもないよ。

京介:オッケー。遠距離まで移動。遠距離なんだよね、俺の武器。

結羽:使いづらいね。

涼:そんなに移動できるの?

京介:あー、近距離遠距離の無難な位置に最初置いとけば? すぐ切り替えられるから。

GM:いいよ。

京介:とりあえず攻撃で、命中ソイヤッサ(ロール)8。クリティカル! 命中は30。

GM:おー。命中30!? (回避ロール失敗)無理っす!

京介:ダメージは、ソイッ(ロール)23。

GM:あい。防御振りまーす(ロール)ダメージいただきました。では次にボス。対象はロールで(ロール)。

政弘:俺か。

GM:じゃあ覚悟。

政弘:通らないだろ、そうそう。

結羽:見るからに重いからなあ。

GM:噛みついてきまーす。(ロール)命中クリティカルで32。

政弘:一応判定しまーす(ロール)無理っすね。

GM:ダメージいきます(ロール)35点。

政弘:割とでかいな。防御振りまーす(ロール)……。

結羽:ファンブル……。

政弘:マジデー。

京介:プラーナで振りなおそう。

政弘:プラーナ、出目変えられるんだよね?

涼:1ずらせる。

政弘:じゃあ1ずらしてクリティカルにしまーす。(一同笑)

涼:汚い。

政弘:(ロール)

涼:クリティカル!

結羽:おー、すごーい。

政弘:物防40。弾いた。

GM:弾かれましたね~。

京介:つか物防16って高……。

結羽:ねー。

GM:じゃあの陣さんと協力してガッと弾く。

涼:じゃあ次僕の番なんですけど、殴りでいいかな? それともPエンチャント欲しい?

京介:あー……マジで? 余裕あるんだったらエンチャ欲しいかも。普通に考えて魔法のほうが通るんじゃねえの? 多分。

涼:じゃあ先一回殴ってお試しするか? とりあえず殴ってみようか。魔装で殴ります。魔導判定(ロール)

GM:お、魔法なんだね。

涼:そうだよー。

GM:まぁアイドルだもんな。

涼:命中16。

GM:魔導で16、回避しまーす(ロール)18。

結羽:避けられたか。

涼:避けられたね。

GM:回避が早いね、なかなか。

涼:じゃあ☆さん。

政弘:はい、いきまーす。ま、これでクライマックスってのもあるんで。

京介:プラーナ解放?

政弘:や、プラーナ解放はしない。《魔剣一閃》で命中ジャッジ-2して、ダメージあげます。

結羽:《ミュージックスタート》で相殺だもんね。

GM:ふふふ(笑)

政弘:命中(ロール)8、アイエ!? クリティカル!

結羽:強い……どうした?

GM:今日奮ってるね。

政弘:命中27。

GM:(苦笑)回避しまーす……ダメだ。19。

政弘:じゃあいきまーす。ダメージ+10加わってるんで(ロール)34だね。

GM:ダメージ貰いました。

涼:じゃあ、ラウンド終了。

GM:はいっ。


ラウンド2

GM:ではここでラウンド終了いたしましたので、演出入りまーす。あ、その前に萩谷だね。萩谷が攻撃します。3点ダメージ受けまーす。

涼:ベチ。

政弘:ま、まぁないよりはマシだよ。

結羽:弱い……。

萩谷:「ぐっ、外皮が固すぎる!」

GM:萩谷のぼやきの通り、猛攻を受けても疾駆する獣はダメージをほとんど受けていない。

京介:エンチャントトゥルーだったな(一同笑)

GM:やがて、獣は君を見つけて駆け出してくる。

結羽:あっ、バレたよ……。

政弘:バレちゃったねー。

結羽:「シャッター音消したのにな……?」(一同笑)

萩谷:「浅凪ィ!」

結羽:「あっ、ハイ! 盗撮じゃなくて状況証拠っすよ!?」

GM:や、そういう感じの「浅凪ィ!」じゃないと思うけど(笑) 獣より遥かに早く動き、敵の動きに備えてナイフを構えようとし、「クソッ、間に合わない!」両手を広げて足を踏ん張る。

結羽:やばい、スマホ持ってたの邪魔だったか。

GM:背中から獣の腕が萩谷の胴体を貫く。

京介:あ、俺遠距離だから撃って牽制できたんじゃね?

GM:いや、多分撃ったらちょっとずらされて避けられる。

京介:あー。

涼:てか多分味方に当たる。

結羽:うーん。味方のほうが多かったもんな、今。

京介:そこら辺はさすがに考えて撃つとは思うけど(笑)

GM:フレンドリーファイアになる可能性がある。

京介:死角に入ってて撃てなかったみたいな感じか。

政弘:うん。

萩谷:「浅凪君……怪我はないかい……?」

結羽:「ああ、アンタ……」

GM:君の顔を見て無事を確認すると、萩谷はニッと笑った。速水と菊名の攻撃を受けて、獣がその場から離脱する。

萩谷:「浅凪君、お守りだ……」

GM:膝をついた萩谷は手に握っていたナイフを君へ渡す。

萩谷:「恐怖に立ち向かえ……。大丈夫。そのナイフと君の力があれば。"黎"、あとは任せた」

結羽:「…………ちゃっちいナイフだなババア。いいからそこで寝てろよ」

GM:ふふ(笑) 君がナイフを受け取ったのを確認すると、彼女は力尽きるように倒れる。萩谷の傷口から赤い光の帯が獣へと集まり、飲み込まれていった。で、その後でまた黒い煙が出てくる。

涼:メンドクセエ!

結羽:「確かアイツを殺せば元に戻るんだったな?」

GM:うん。答えないけれど、君の脳裏によぎるのは、傷ついた撫葉の姿。そして奪われたものは奪い返せという、萩谷の言葉。獣が改めて君に飛びかかる。反射的に突き出したナイフは獣の外皮を打ち破り、深々と刺さった。獣は咆哮を上げ、跳躍して距離を離す。

結羽:「やれやれ。明日は筋肉痛だな」

京介:運動してなさそう……。

政弘:もやしっぽい。

GM:対抗できる。君はその一瞬で確信した。君が獣に立ち向かおうとナイフを構えたその時、幾何学模様が淡く輝く。

?:「ああ、やっと認識しましたね。私は"黎"。主人の命により、あなたを守護する克魔」

GM:脳裏に抑揚のない少女の声が響く。

結羽:ん?

黎:「まぁ、話は後にしましょう。今のあなたのナイフの一撃でわかったでしょう? この獣に対抗する力があることを。それは理解の力。『ウィッチスティング』を通してあなたが見た、ある一つの心理。ナイフを突き立てれば突き立てるほど、あなたはその対象に対する理解を得る。何度も攻撃を加えれば、弱点を模索することも可能」

京介:分かるまで刺し続けろってエグいな。

黎:「ただ、眼前のものを打破することに集中しましょう」

結羽:「……うるさいのが一匹増えたか」

フェイン:「"うるさいの"が一匹増えたァ? いやぁこの人が初めてじゃないんスかぁ?」

結羽:「そういうことにしておこうか。俺はマニュアルは読まない主義だ。──行くぞ」

GM:そんな感じで第二ラウンドスタートしまーす。

京介:ふーい。

涼:じゃあみなさん行動値を振りましょっか。

結羽:行動値からして凄いところを見せるぞ~(ロール)あ、そんな見せられない。行動24。

京介:21。

涼:20。

政弘:5。(一同笑)

結羽:5……。

政弘:行動力0なんだもん、素が。

GM:敵は21っすね。

京介:鈍足っすわ~。

結羽:じゃあ僕っすねー。

GM:あ、始める前に「識別判定」お願いします。

結羽:はい。始める前でいいのか。

GM:うん。

結羽:オッケー。

涼:セットアップ~~ゥ↑

結羽:あ、セットアップ俺もあったわ。

GM:セットアップ前にどうぞ。

結羽:セットアップ前ね。ほい。

政弘:ラウンド開始時だね。

結羽:なるほどね。カットインタイミングだ。「フェイン、環境を構築する。オーダー・イクリプス」

フェイン:「うわっダル! まぁいいけど」

結羽:「いつものやつで頼む。コードタイプはC++だ」

フェイン:「え~。あれすっごいやるのめんどくさいんすけど~」

結羽:「行くぞ、インクルード・IOストリーム!」

GM:まぁそんな感じで。OSが……OSというかゴドー・ワードというものが起動します。

結羽:「対象を定義。──アナライズ」対象はなんだろう、えーっと「エネミー識別」。ごめん俺「エネミー識別」やったことないんだこのゲーム。

涼:そらそうですよね。

結羽:そうですよ。

涼:滅多にすることないもんね。

GM:まぁ正直自分で言ってて「エネミー識別」ってどんなんだったっけってなるしね(笑)

結羽:普段このゲームだとあんまりしないルールだよね。上級者の方も見ててちょっと楽しめるんじゃないですかね。

GM:ふふふ(笑)

政弘:そうそう使わないよね。

結羽:ふむ、【理知】判定だ。オッケー。

涼:また不思議なジャッジを要求されるなあ。

結羽:なかなか高いぞ(ロール)理知でエネミー識別、16。

GM:16? じゃあ成功。

結羽:よし。

GM:今の一撃で完全に敵のスペックを全て理解した。それによって、相手の弱点が露呈され「ウィークポイント」がかかります。

結羽:「重大な脆弱性を発見した」

GM:その効果で、あなたの行動に対してあらゆる防御系特殊能力の発動を無効にする。

結羽:オッケー。……殴りは弱い。

涼:キツすぎな。

GM:これとコンボになる能力があるんですが、《ゴドーワードⅠ》だね。フェインハートの能力ですね。

結羽:そうですね。そのまま《ゴドーワードⅠ》を使おう。ウィルスプログラムを流し込む。

GM:刺さった時に同時にウィルスを流し込むと。

結羽:「マテリアル・ホログラフを起動」

GM:その結果、次のターンエネミーは[行動済]となり、特殊能力の宣言を行えません。

京介:つよ!

涼:やばい能力だった。

涼:じゃセット。

結羽:ミュースタ?

涼:ミュースタはシーン。俺は《満月の魔力》を使う。自己バフした。

結羽:自分はこのタイミングだとセットは使わないから、そのまま自分のターンかな? ……しかしターンを得てやることがない。

京介:ターンエンド?

結羽:それも悲しい。でも近寄りたくないのは事実だ(一同笑)

京介:移動?

結羽:いや、フェインハートで一応アタックしてみよう。よいしょ(命中ロール)魔導で23。

GM:魔導23か──(ロール)16、無理!

結羽:当たった! (ロール)魔攻判定が、これで13。

GM:13……(ロール)魔防が11。2点通った。

結羽:嫌がらせみてーな攻撃だな。

京介:うん、チマイね。

結羽:「DNSリフレクタの脆弱性がある」脳血管がぷちぷちと切れるような痛みを感じさせる。(一同笑)

京介:嫌がらせじゃん……。

GM:脳血管痛いよ絶対!

結羽:あと鼻血がぼたぼたっと。それが2点。

涼:じゃあ次はP! 君!

京介:はいじゃ俺のターン。普通に殴る。ウェイ(命中ロール)あ、クリティカル。(命中ロール)あ、クリティカル。(命中ロール)あ、40。

GM:うーーーん?

結羽:なんで命中30~40がデフォになってるんだ?

GM:(ロール)ムリムリムリムリ! 回避無理。

京介:んじゃ(攻撃ロール)クリティカル。(一同笑)

結羽:ど、どうした……?

京介:ダメージ39。

結羽:次のセッションで死ぬ……? 大丈夫?

京介:うん、俺死ぬ。俺……消えるのか?

結羽:やばいよこの流れ(笑)

GM:防御14。25点通る。

涼:はい、じゃ魔法攻撃撃ちまーす。さすがにバフまで撃ったから通るでしょ。

京介:命中ファンブる?

涼:それはさすがにない(ロール)あ、ごめんファンブった。(一同笑)

京介:フラグ回収(笑)

涼:命中2。

政弘:敵もファンブればいい。

GM:魔導2? 何言ってんの?(ロール)あ、ファンブルだ~~~。

京介:ほら、ほらほら来てる来てる!

政弘:強い。

GM:回避0。

涼:うわー、当たった~。ダメージいきまーす(ロール)1、1だった……。(一同失笑)

京介:華やかさの欠片もない……。

GM:ぜんっぜん華やかさないね。

結羽:そこらへんの人達ダイス運吸われてるね。

涼:15点魔法ダメージ。

GM:OK(ロール)あ、クリティカル。(ロール)クリティカル。計30。弾き。

涼:はい。

結羽:ひどすぎる……。

涼:☆サン。

結羽:メジャーで《魔剣一閃》を宣言します。命中(ロール)16。

京介:あ、当たらなさそう。

涼:あ、ちなみに2乗りますんで。

政弘:マジで? じゃあ18だね。

涼:俺の受けてるバフの数に*1のバフが乗る。

GM:回避しまーす(ロール)お、クリティカル~↑

政弘:くっそ~~。

結羽:この試合なんだ? クリティカル凄いよく見るぞ?

GM:回避26。

政弘:当たらねえよ。ふざけんなマジで。

GM:じゃあ次のラウンドかな。


ラウンド3

GM:じゃあ行動振ってくださーい。

政弘:行動7。

京介:ピン。14。

GM:エネミー18でーす。

涼:15。

結羽:クリティカル。行動33。

京介:いいな~。

涼:早い……。

結羽:やることがない。

GM:ふふふ(笑) やることほんとになかったっけ?

結羽:ほんとにないよ。

GM:な、なんもないのマジで?

結羽:そうなんですよ~。

政弘:初期レベル帯だからしょうがないよな。

結羽:まぁ《ヒール》要因だからダメージ貰ってないとね。

GM:あ~~。

政弘:皆ダメージ貰わねえからなぁ。

GM:ほ、ほんとだ。何もやることない。アナライズ終わったら何もやることない、みたいな。

結羽:もう一回アナライズできるなら毎ターン行動止めちゃうけどね。

GM:あ~~。ちょっと無理だねえ。

京介:それはさすがにインチキくせえ。4cの闇属性のカードかよ。

結羽:ですよねえ。

政弘:とりあえず殴ってみる?

結羽:殴るか。んじゃあまた再帰問い合わせの脆弱性に対して攻撃するわ。

GM:あいよ。

結羽:「フェインハート。血管破ってこい!」(命中ロール)21。

GM:(ロール)さすがにムリだわ。

結羽:よし! 魔攻5からスタートだ!(ロール)15、よし。出目はいいぞ。

GM:魔防振ります(ロール)あ、ファンブルった。

京介:あ、これは。

GM:マイナス7です。

結羽:しゃー22点。

GM:いったい、クソいったい。

結羽:脳血管プチプチ。さっきの11倍切れた!

涼:じゃあボスの番か。

GM:はい、そしたらマイナー《渾身》を使います。

政弘:ファイ。

結羽:スマッシュかな?

GM:ま、攻撃力が上がるね。《渾身》使うと。

涼:《ヒール》で回復するか怪しい感じがやばい。

結羽:まぁ、一発は無理っす。

京介:というか、誰も何も食らってないからさ、うん。

涼:ていうか魔導値マイナスで回復値1なんで、ちょっと。

結羽:自分は一応6スタート。

涼:6もあるのか……。

GM:攻撃いきまーす。命中18。

政弘:11で避けられる。(ロール)無理でーす。

GM:イエー。ダメージいきます。

涼:戦闘不能なっても《紅の抱擁》撃つんで。

結羽:このゲームプラーナで一回残機作れるからとりあえずは大丈夫。

京介:うん、安心して死んでも大丈夫だ。

GM:ダメージ35。

政弘:35? 防御(ロール)これで25軽減できるんでとりあえず大丈夫っすね。

結羽:あー。じゃあそこにやることなかったから《斥力バリア》入れよう。

政弘:有難し。

結羽:「マテリアル・ホログラフ展開。物理エネルギーをデクリメント」ダメージマイナス5点。

GM:フェインハート凄くだるそう。

政弘:これで30点軽減したから5点きた。

京介:強い。

涼:じゃあ次。グーパン。マスオパンチ!(命中ロール)23。

GM:回避22。

涼:じゃ当たった。魔攻いきます13からスタート(ロール)……これプラーナ使うかな。

結羽:余るくらいなら。

涼:じゃあプラーナ一点切ってクリティカルにします。(ロール)あ、またできる。

結羽:やろっか。

京介:やるんだ。

涼:(プラーナ切って)はい、ガシガシいきまーす。

政弘:強そう。

涼:(ロール)あ、まだいけるよ。

結羽:やるかー。

涼:オラァッ(ロール)クリティカル。

政弘:素でクリティカルかよ……。

結羽:なんだ勇者かな。

京介:やばいな。

涼:(ロール)あー、惜しい。これで50点魔法。(一同笑)

GM:(ロール)えーと、ダメージ39? 死にま~す! さすがに死ぬわ。ドーン!

政弘:アイドル強かったよやっぱり。

京介:うん。

涼:アイドルのマジカル☆パンチ!

政弘:くそわろだわ。

GM:はい。で、君の最後のアイドルパンチがめり込んで、外皮ごと吹き飛ばしたその瞬間ですね。イビツって呼ばれてた獣の口の中から無数に赤い光が立ち上っていきます。で、立ち上った瞬間に君たちの視界、意識が急に薄れていく。ここでクライマックスが終了になります。

結羽:やだな……有名アイドルが毛むくじゃらのモンスターを殴り倒した絵面。(一同笑)

政弘:なんて自由なんだ……。

涼:嫌な作画だった。

京介:○○のファンやめまーす。じゃん(一同笑)

政弘:そうそうそう(笑)

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エンディング

GM:シーンプレイヤーは結羽。登場は速水もしてます。2014年5月3日。転校初日から一か月近くがたった。君と京介はお互いに打ち解け、いい友人づきあいをしている。

京介:デジャヴだなぁ!

GM:君は、妹撫葉に買い出しを頼まれた。京介も手伝ってくれることになり、折角なので当面の食材をまとめ買いすることにした。

撫葉:「兄さん、京介さん。大変ですがお願いします」

GM:車椅子から申し訳なさそうに言う。

結羽:「ああ」

結羽:「何か、欲しい物はあるかな?」完ッ璧にデジャブかよ!(笑)

GM:ここ繰り返してるね(笑)

撫葉:「えっと……。お手間でなければ、アイス、買ってきてくださると……」

京介:ふ(笑) そこであえて「雪見大福?」

結羽:「ピノに決まっているだろう」

GM:いや、多分気づかないと思う。繰り返してるよ。デジャヴを感じてるのは結羽だけ。

結羽:おおなるほど。

京介:ほうっ。

GM:でまぁ、ここで君が何を言うかによるよね。

結羽:ああ~難しいな。

GM:うん。デジャヴのまんま言うとピノになるんだよ。でも君は、不思議とこの光景を完全に知っている。彼女が本当に欲しがっているアイスクリームの名前は?

結羽:「雪見大福──。だが俺が買うピノは必ず星型のピノが入っている」(一同笑)

撫葉:「はぁ。兄さんが雪見大福買ってくれるんだ! ってすごい尊敬したのに」

結羽:「両方買えばいい話だ」

京介:つーか前回両方買ってなかったんだな!(笑)

GM:ほんとに。買ってなかったの?

結羽:抹茶味買っちゃった。

京介:うっかりさん。

フェイン:「あれ? これすっごい既視感あるんすけどー?」

結羽:「お前もか」

フェイン:「あれ~? なんでしょうね。既視感っていうよりむしろ、今って……」

GM:っていう感じで画面のほうにカレンダーが表示されます。

フェイン:「あれっ? 5月3日? おかしいなぁ」

結羽:「本当にそのシステム日時であっているのか?」

フェイン:「んーまぁ電波ですからねえ。全国的にこれっすよ、間違いなく」

結羽:「お前のログにないのなら間違いないんだろうがな」

フェイン:「ん~~~。あれ、でもこっちも5/3までログは全部なくなってますねえ」

結羽:"なくなってる"ね。

GM:うん。5/3までしかなくて、その先がない。

京介:なるほど。

結羽:欠陥だなぁこいつも大概!(笑)

GM:とまぁそんなところで、君たちが買い出しを終えて自宅に戻ってきます。

撫葉:「おかえりなさい!」

GM:っていう声と同時に、車椅子を漕いで撫葉が君たちを迎えてくれる。というとこでエンディングは終了です。

京介:ピノか雪見大福かでそんな差になるとはね(笑)

結羽:そこじゃないんじゃないのかなぁ(笑)

京介:まぁ絶対違うけど(笑)

GM:はい、というわけで一話終了でございます。

結羽:あっ、他の人のエンディングないんだ。

GM:うん。ここでアイドル達がどうなったのかっていう。

京介:○○ちゃんだせよ~! って暴動起きてるよ。「涼ちゃんだせよ! 涼ちゃんだせよ~~!!」(一同笑)

GM:いや、この一連の事件の元凶は取り除かれてて露払いする必要はないから、急遽憩広場に来てよって言われることもなくなって、休みを謳歌してるってことになる。

涼:ヨシッッッッッッ!!!!!!!

結羽:休みあるかなぁ。

GM:で、こっち(☆)はまた事件の調査をしてる。

政弘:うん。

GM:ていうので、一話目のエンディングはおしまいです。

政弘:なんていうかアイドルが自由人だったなっていう。

京介:いつも通りのアイドルだったよ。

GM:完全に屑人間だったな! というわけで。

一同:お疲れ様でーす!

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Vanishment Record第一話をお読みいただきありがとうございます!

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